ついに今年が終わるんだなぁと毎年紅白を見ながら思うし、来年はいい年になりますようにとも思う、とても素直な私。
昨年と同様、娘と夫は日本で夫の実家で年越し。私はここで一人で年越し。
寂しいし、つまらない。
でも、一つ気がついた。
昨年と同じように、私の母も義母は元気に暮らせているし、夫も娘も私も元気。家族が分かれて年を越せるだけ、何の問題も抱えてないってこと。誰か一人が病気になったら、私だけマニラに残っているなんてことはない。
幸い、経済的にも誰も困っていない。健康的にも問題ない。精神的にも問題ない。
だから、私が一人で年越しをしているってことは、とても幸せなことなんだって気付いた。
来年もこんな風に年を越せるかな。
ちょっとさみしいと思うことは、私は自分が子供のころ家族で年越しをした場面をいくつか覚えている。幼いころというよりはたぶん中学や高校のころ。だから、娘が将来、子供時代の年越しを思い出すときに、そこに私の姿は無いのかも。
両親と姉と私。こたつを囲んで紅白を見て、トランプをしたり、おみかんを食べたり。日本のどこの家庭にもあるような年越しの風景。娘はこんな風景を知らずに育ってしまった。家族で過ごす年末もあったけれど、ほとんどが海外か国内のリゾート地で過ごしてきた。日本国外のホテルで過ごす年末年始は味気ない。除夜の鐘も聞こえないし。花火とばか騒ぎだけ。
娘がどんどん日本人じゃなくなっていく。
そんな寂しいことを考えるより、やはり今は、今の幸せに感謝。
あ、今紅白で私の好きな「花が咲く」。
しっかりと聞こう。
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