2014年3月25日火曜日

モンゴルから友人が。

この地で友人が十年以上付き合いのあった友人がモンゴルへ転任して行った。年子のお子さん二人が娘と同じ高校を卒業し、NYの大学に二人とも進学した。下のお子さんと娘が同級生だったけれど、子供同士は同級生を超える仲ではなかった。それでも、彼女と私は共通項(海外暮らしが長い、娘がいる、自分で運転する、専業主婦、子育てを重視等々)があって、学校で顔を合わせればお喋りし、時には一緒にランチを愉しむ仲だった。

昨年もご主人の出張にくっついてこちらに来ていたけれど、私が帰国中で会えなかった。

今年は会えた。

昨日はお昼を一緒に食べ、後から友人二人も加わって、六時間もおしゃべり。もっぱら喋るのは彼女。もともととってもお喋りな人だし、旧知の友人たちに会って、溜まっていた物を吐き出すように止まらなかった。

どうやらモンゴルは私たちの想像を超えた国らしい。モンゴルと言うと、草原が広がり、色の浅黒い勇猛な人々が馬を操って駆けている。女性も防寒のため丈の長いもっさりとした服を着て、、、

全然違うようだ。まず、女性。首都ウランバートルの女性は皆さんおしゃれで、美人。ほとんどの女性が仕事を持っていて、バリバリ働いてる。友人曰く、ご主人の職場では地元の男性は運転手だけ。男性は昼間何をしてるんだろうといつも思うそうだ。男性も女性も非常に誇り高く、態度も大きく、体格がいいそうだ。背が高くがっしりとした運転手さんと並ぶとご主人の方がへこへこしてるように見えるらしい。ちなみに友人夫婦はミャンマー人。

男性は二つのカテゴリーに分かれ、背が高く体格のいい人たちはモンゴル相撲のレスラー。しょっちゅう試合があるらしい。小柄な男性は政治家を目指すらしい。大変大雑把な話だけれど、当たってるかも。

ソ連に占領されていたのに、ロシアびいきで、中国嫌い。

9月から氷点下に下がり四月まで続く長い冬のせいで、野菜や果物が貴重品だそうだ。スパイスを用いないので、主食とも言える羊肉料理は外国人には厳しいらしい。私もだめそう。

厳しい冬には対処するため、室内の暖房は暑いくらい。インターネットも超高速らしい。外出時には何重にも防寒着を重ねても、露出する目の辺りが冷たさで痛みを感じると言っていた。雪は非常にサラサラで、身体が濡れることはないそうだ。冬に米国東部を訪れたとき、べちゃべちゃの雪で気温以上に身体が冷えたと言ってた。

夏は短いけれど、非常に美しいそうだ。日本から夏季限定の直行便が飛ぶらしく、日本人観光客がたくさん訪れ、乗馬を楽しむらしい。草原を馬で巡るなんて日本では普通体験できないものね。ただ、物価は2倍から3倍に跳ね上がるらしい。冬季にはビジネス・ランチ・セットが安価に楽しめるらしいが、夏季にはセットメニュー自体が消え、高価なアラカルトしかなくなるそうだ。

熱帯ぐらしの長かった友人は期間限定の北国暮らしを楽しんでいる模様。医療面だけが心もとなく、ここで健康診断やら持病の治療を行うそうだ。私たち日本人はここの医療を信頼していないのに。

日本の相撲界で活躍している朝青龍や日馬富士、そして鶴竜他多数が活躍してる国。結構面白そうだ。いずれ他の友人と、もしくは夫と、友人夫婦が滞在している間に訪れてみたい。



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