2012年4月22日日曜日

あっという間に終わったKL滞在

とても楽しみにしていたKL訪問。娘の試合の応援が目的とはいえ、友人と二人旅。ちょっとわくわくしていた。

娘たちは圧勝して堂々の二位。え?圧勝して二位?と驚かれるかもしれないが、なんせ一位は通年を通してバドミントンを練習している台北・アメリカン・スクール(TAS)。娘の学校をはじめ他の4校も2月の半ばからチームとしての練習を始めているから、太刀打ちできない。

娘たちのチーム(ISM)は他の四校との試合はかなり楽勝だった。2ダブルスと3シングルス、合計5試合をして勝敗を決める。このほかに勝敗には数えられない補欠の試合が一試合。ISMはTAS以外にはほとんど5-0(6-0)もしくは4-1(5-1)ぐらいで勝った。TASも同じような勝ち方。TASに対してはボロ負け。最後の優勝決定戦ではISMのセカンド・ダブルスがTASに対して勝った。TASに対して勝った試合はこれだけ。

娘はファースト・ダブルスだった。ペアの相手は5年生くらいから一緒にバドミントンを楽しんできた仲。相性抜群だったらしい。去年も娘はファースト・ダブルスだったが、去年はペアの相手がとても上手な子で娘は付け足しのように動いていた。それが今年は二人のバランス、強弱がとてもよく、ダブルスの試合の面白さがよく現れた試合だった。

ISMは男女ともに大きな怪我もなくて安心した。試合中に怪我(捻挫)し、悔し泣きしている子もいた。TASのファースト・シングルスの男の子も優勝決定戦の最後に捻挫。でも、彼は戦い抜いて勝利を手にした。その姿に会場の皆が感動。

さて、昼間はほとんど会場となったISKLにいたが、朝や夜にはちょこっとでかけられた。

朝はホテルでは朝食を取らず、大通りを渡って、庶民的なインド系の食堂でRotiにカレー・ソースをつけて食べる毎日。Rotiもソースもこってりしているから、お昼までお腹がすかないほど。





夜はペトロナス・タワー内のショッピングモールやパビリオンという最新モールのフードコートで娘たちチームと食事をしたりして過ごした。ショッピングモール内に入っているお店はフィリピンでなじみの物ばかりだし、高級モールだから特に気を引くものはなかったけれど、伊勢丹の地下など食材が豊富で、マニラ持って帰りたいくらいだった。

友人と私はKLに到着した際にUS100ドルをマレーシアの通貨リンギットに交換しただけで、結局それを使い切って、おしまい。5日間で100ドルしか使わなかった。なんとも吝嗇。


今回の応援旅行での反省点は、娘を構いすぎたこと。もっと応援だけに徹すればよかった。そのつもりでいたけれど、友人がお嬢さんを構うのに引きずられる形になり、せっかく応援に来ているのにもっと何かしてあげたほうがいいのでは?と思うようになって、いろいろ世話を焼いてしまった。挙句、娘に嫌われ、KL滞在中はほとんど口を聞いてもらえなかった。娘の機嫌はマニラの空港から迎えの車に乗ったら直ったけれど、いやな思いをさせたことに違いはない。もうこんな機会はないけれど、今後は気をつけよう。

2012年4月10日火曜日

明日からマレーシア

明日、夕方の便でKLに。KL到着は夜10時過ぎ。空港からホテルまでどうやって行くか、同行する友人と考えていたんだけれど、余りいい方法がない。タクシーはぼったくられるそうなので、乗れない。こうやっている間にネットで検索すればいいんだけれど、なんせ落ち着かないので、こんなことしたり、Facebook覗いたりしている。

ダブルス・ペアの子が明日の学校での集合朝5時半に遅刻しそうなのを娘は心配して、今晩からそのこの家に泊まりに行くことにした。(二人で寝坊したらどうするんだろう) その子は遅刻の常習犯。娘は結構とばっちりを蒙っている。先日はマニラでの他校との試合に遅刻。迎えに来てもらうことになっていた娘は時間になっても来ないので、心配して電話したら、その電話でその子は起きたらしい。そのまま待っていたら間に合わないので、娘はまだ寝ていた夫をたたき起こして、学校に連れて行ってもらったらしい(ちなみに私はもうマーケットに買い物に出ていた)。

で、今晩、娘をその子の家に送って行くわけだけれど、最初は、夕食に出かけるから10時ごろ来てくれ、とのことだったのに、先ほど10時45分くらいにして欲しいと連絡が入ったそうだ。またもスケジュールが遅れている。その子だけでなく、家族みんながそういった時間感覚らしい。フィリピン人!

送りに行くのは、もちろん、夜は運転したくない私と夫。夫が珍しく夕食時にアルコールが入っていないので、運転を頼めたので嬉しい。この連休の間はいつも私が夜娘を迎えに行ったりしていたから。


さて、私も明日夕方四時には家を出て、マレーシアに向かうというのに、まだぜんぜん用意が出来ていない。どうも海外に行くという感じがしない。ちょっと遠出してくるって程度。明日はいつもの手芸仲間との会に出席するつもりだし。 でも、四泊五日だから、それなりに用意しなきゃね。今晩もまたよく眠れなさそう。けど、明日はお弁当いらないとのメッセージが夫から入っていたし、娘を送る必要もないから、朝、7時まで寝てられる。嬉しい!

2012年4月6日金曜日

Vip 待遇のER

水曜日、バドミントン・コートに娘を迎えに行ったら、右足を捻挫したと言う。びっこひきひき帰宅。なのに、お腹がすいたから、フローズン・ヨーグルトを食べたいと言い出し、隣のショッピングモールへすたすたと。ヨーグルトを食べ終え、足首用のサポーターを買いに行き、サポーターを試すため足に触ったら、顔面蒼白。激しい痛みが襲ってきたらしい。さっきまで普通に歩いていたのに、またびっこ。 

医師に診てもらいたいと言い出し、急遽、St. Luke病院のコーディネーター(日本人)に連絡。翌日からイースターでほぼ4〜5連休になるわけだから、前日の夕方にまともに働いている医師もいず、救急外来以外はもう無理と言われ、救急外来に。 

フィリピンでは最新の医療機器を完備しているとの謳い文句の病院。どこもかもぴっかぴか。外国人への対応もぴか一。救急に到着すると、スタッフが待機していて、私は既に記入されている書類にサインするだけ。で、すぐ救急のスタッフが現れ、血圧等の測定をし、娘を車椅子に乗せた。 

行く先は、小児救急外来。ベッドのある可愛らしい柄のカーテンに囲まれた空間に案内され、すぐに小児科医が登場。とりあえずレントゲンを撮らないと分からないからと言われ、すぐレントゲン室へ。結果が出るまでまたベッドのところに戻る。その間、娘は車椅子に乗ってご機嫌。くるくる回ったり、バックしてみたり。同行してくれているスタッフが笑っていた。 

結果が出て、骨には異常なし。軽い捻挫ということで、痛み止めと冷やすよう指示が出て、おしまい。 

全部で一時間ちょっと。請求金額は5千円足らずだった。(うち、自己負担は20%) 

小児救急で待っている間に本当の小児が数人が外来した。娘のように大きい子は来ない。17歳ゆえ、まだ小児科と言われたが、娘も私も場違いな感じで、赤ちゃん柄のカーテンを見たときは思わず笑ってしまい、写真も撮ってしまった。(なんて母親なんでしょ!) 


この病院のシステムのすごいところは、緊急じゃなくても、コーディネーターに連絡して医師を照会・手配してもらうと、待ち時間ゼロ。ずっとスタッフが同行してくれて、全ての手続きを代行してくれ、薬局に薬も取りに行ってくれる。もちろん、私たちが医療保険を持っているからではあるが、他の病院ではこうは行かない。自分で一つ一つ窓口に並んで、順番を待ち、あちこち迷いながら全てを行う。血液検査一つでも2時間くらいは軽くかかる。外国人であろうと保険を持っていなかろうと、同じ待遇。 

だから、この病院の外国人向けサービスは徹底していると思う。病院の医療の質は分からないけれど、瀕死の状況でなければ、外国人はこの病院を選ぶこと間違いなし。きっと他の病院と比べると桁違いに請求学が高いことだろう。