2012年4月6日金曜日

Vip 待遇のER

水曜日、バドミントン・コートに娘を迎えに行ったら、右足を捻挫したと言う。びっこひきひき帰宅。なのに、お腹がすいたから、フローズン・ヨーグルトを食べたいと言い出し、隣のショッピングモールへすたすたと。ヨーグルトを食べ終え、足首用のサポーターを買いに行き、サポーターを試すため足に触ったら、顔面蒼白。激しい痛みが襲ってきたらしい。さっきまで普通に歩いていたのに、またびっこ。 

医師に診てもらいたいと言い出し、急遽、St. Luke病院のコーディネーター(日本人)に連絡。翌日からイースターでほぼ4〜5連休になるわけだから、前日の夕方にまともに働いている医師もいず、救急外来以外はもう無理と言われ、救急外来に。 

フィリピンでは最新の医療機器を完備しているとの謳い文句の病院。どこもかもぴっかぴか。外国人への対応もぴか一。救急に到着すると、スタッフが待機していて、私は既に記入されている書類にサインするだけ。で、すぐ救急のスタッフが現れ、血圧等の測定をし、娘を車椅子に乗せた。 

行く先は、小児救急外来。ベッドのある可愛らしい柄のカーテンに囲まれた空間に案内され、すぐに小児科医が登場。とりあえずレントゲンを撮らないと分からないからと言われ、すぐレントゲン室へ。結果が出るまでまたベッドのところに戻る。その間、娘は車椅子に乗ってご機嫌。くるくる回ったり、バックしてみたり。同行してくれているスタッフが笑っていた。 

結果が出て、骨には異常なし。軽い捻挫ということで、痛み止めと冷やすよう指示が出て、おしまい。 

全部で一時間ちょっと。請求金額は5千円足らずだった。(うち、自己負担は20%) 

小児救急で待っている間に本当の小児が数人が外来した。娘のように大きい子は来ない。17歳ゆえ、まだ小児科と言われたが、娘も私も場違いな感じで、赤ちゃん柄のカーテンを見たときは思わず笑ってしまい、写真も撮ってしまった。(なんて母親なんでしょ!) 


この病院のシステムのすごいところは、緊急じゃなくても、コーディネーターに連絡して医師を照会・手配してもらうと、待ち時間ゼロ。ずっとスタッフが同行してくれて、全ての手続きを代行してくれ、薬局に薬も取りに行ってくれる。もちろん、私たちが医療保険を持っているからではあるが、他の病院ではこうは行かない。自分で一つ一つ窓口に並んで、順番を待ち、あちこち迷いながら全てを行う。血液検査一つでも2時間くらいは軽くかかる。外国人であろうと保険を持っていなかろうと、同じ待遇。 

だから、この病院の外国人向けサービスは徹底していると思う。病院の医療の質は分からないけれど、瀕死の状況でなければ、外国人はこの病院を選ぶこと間違いなし。きっと他の病院と比べると桁違いに請求学が高いことだろう。 

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