2012年11月25日日曜日

やっぱり厳しいね、こちらの医療

日頃から目が弱い友人が、急に目の状態が悪化したらしく、急遽帰国した。

目の調子が悪く、こちらの眼科で出してもらった薬を差したら、更に状態が悪化したらしい。

もう帰国されて、かかりつけの眼科医に診てもらったでしょうから、快方に向かっていると願っている。


ありがちな話。


私も先週、指の傷で日本人会クリニックに行って、日本人の医師に診てもらった。普段めったなことでは医者に行かないので、ついでにいろいろな懸案事項を相談した。

懸案事項その1

足の指の間がNY旅行中からジクジクと膿んだようになり、抗菌剤やステロイドを塗っても治らず、もう三ヶ月近く悩んでいた。以前にもなったことがある症状だっただけに、特に皮膚科に行くわけでもなく、日にち薬を決め込んでいた。

日本人医師に相談したら、すぐ組織を顕微鏡で見てくれ、菌を発見。それに効く治療薬を出してくれて、塗った日からもう状態が好転してきて、一週間経たないうちにとても綺麗に治ってしまった。

以前、同じ症状が両足の甲全体に広がったときに、こちらの皮膚科医は組織を調べるでもなく、軽めのステロイドを処方しただけで治るのに半年かかった。アプローチが全く違う。


懸案事項その2

7月に受けた健康診断で白血球の数が基準値を下回っていると指摘を受け、医師に相談するように言われた。婦人科検診で相談した婦人科医がまともそうだったので、その旨を相談すると、再度血液検査を受けるよう処方してくれた。「いつ」とは指定しなかった。また、白血球が少なくなる原因についてなどの説明は一切無いし、私に何か自覚症状があるかどうかも聞かなかった。

日本人医師に相談したところ、白血球数が少なくなる原因のいくつかを簡単に説明してくれ、他の数値にも目を通してくれた。そして即検査をしてくれ、前回よりは数値が上がってきていることが分かったので、さらに二ヶ月後くらいに再検査をすることになった。血液は二ヶ月ぐらいで入れ替わるので、そのくらい間をあけないと検査をしても意味が無いそうだ。

普段健康なので、あまり心配はしていなかったけれど、今回受診して、更に気持ちが楽になった。


この国では、やはり病気になりたくない。

私はとりあえず英語で医師とやり取りが出来るから、日本人会クリニックには特に用が無いと思っていたけれど、言葉の問題じゃないことが今回よく分かった。これからは、やっぱり日本人会クリニックに行くことにしようっと。

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