2014年2月14日金曜日

カザフスタン

カザフスタンと聞いて、何が浮かぶだろうか。

中央アジア、元ソ連邦、石油?

今日、レクチャーを聞くまで、はっきり言ってこの国についての知識が全くなかった。

でも、歴史的にも文化的にも魅力いっぱいの国だとわかった。今日のレクチャーラーは話し上手で、見せてくれた写真の数々も素晴らしかった。

大学で西洋史を専攻したわけだから、少しは中央アジア(シルクロード)についての知識もあるつもりだったけれど、全く未知の世界だった。

イスラム教徒の多い国だけれど、キリスト教やロシア正教会も共存。民族的にも多様性がある。それなのに、階級や身分制度とはちょっと違うけれど、そういったものが存在して、職業も沿ったものになっている。ソ連邦時代のカザフスタンの長が今も国で一番の権力者。でも、厭われていない。元ソ連邦の構成国の中で二番目に豊か。国の奨学金による海外留学者が多い。砂漠よりも北部の森林地帯の方が夏の気温が高い。冬が厳しいから、車の凍結防止に十分おきに自動的にエンジンがかかっるようになっている。海外からの投資も多く、サウジアラビアからもたくさんあり、サウジアラビア政府の立てたモスクが存在し、土着のモスクとは形が違う。イスラム以前の宗教(天空が神)の名残が青い色。この青い色を神聖視はカザフスタンも含めたトルコ系の国々に見られる。ウズベキスタンのブルー・モスクも?


このレクチャーはこちらの有閑マダムたちの団体の一つが毎年二月に企画し、一般公開している。レクチャーを担当するのはその団体のメンバー。その地の出身だったり、その地を旅したり、題材について詳しかったりするメンバーが担当。来週は友人が自分の国について発表する。それだけに生の情報が聞けて、非常に興味深い。

友人の出身国はブータン。いづれは訪れてみたいと考えているので、来週がとても楽しみ。

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